※下記は、2021年11月17日時点での情報です
世界最大の仮想通貨取引所「バイナンス(BINANCE)」に口座を開設し、マイナンバーカードで本人確認を行ってから、日本の取引所「ビットフライヤー」で購入した仮想通貨イーサ(以下、ETH)でケーキ(以下、CAKE)を購入(交換)するまでの流れを、画像つきでわかりやすく解説します。
その話は飛ばして、バイナンスの口座開設まで進みたい人はこちら
目次
なぜ、バイナンスで口座開設する必要があったのか?
Twitterで仮想通貨やNFTの情報収集をする中で、仮想通貨でおいしいケーキ(実物)を購入できる「PancakePay」というサービスを知りました。
※PancakePay第1弾(テスト販売の202食)は、16分で完売。間に合わず買えなかった!
【参考記事】PancakePayの概要(2021/10/3更新)|note
(値上がりする数字を見るのも楽しいけど)決済に使ったり、現実世界で新しい体験ができるほうが、未来に生きてる感じがしておもしろいからです。
PancakePayを利用するには、CAKEという仮想通貨が必要でした。「PancakeSwap」というDEX(分散取引所)が発行している仮想通貨です。
CAKEの現在の価格(リアルタイム)
PancakeSwapでは、ユーザーが取引所となり、ほかのユーザーに仮想通貨を貸し出すことで、利息としてCAKEがもらえます。
メガバンク(UFJ・みずほ・三井住友銀行)の普通預金に現金を預けても、金利は0.001%しかつきませんが、PancakeSwapに仮想通貨を預けると100%を超えの高金利を得ることも可能です。
ただし、年利が高いものほど価格変動のリスクも高く、ハッキングや詐欺に遭う可能性もあるので、私はまだ手を出していません(ビビりながら勉強中)。
CAKEを手に入れるには「PancakeSwap」を利用するか、取引所で購入する方法があります。
※仮想通貨(暗号資産)取引は、価格変動によって損失が出るリスクがあります。取引きされる場合は、ご自身の判断で行ってください
バイナンス(BINANCE)とは?
バイナンス(BINANCE)は、世界最大のユーザー数や月間取引高を誇る、仮想通貨取引所です。
取り扱い通貨は数百種類、現物取引だけでなく高いレバレッジをかけた取引も可能で、取引手数料が安い(一律0.1%)というメリットがあります。
※国内の取引所だと、最大レバレッジ4倍までしか取引できない
バイナンスの注意点
日本で暗号資産交換業を行うには、金融庁に登録が必要です。しかしバイナンスは、この許可を得ていません。
サイトは日本語対応されているので使いやすいけど、過去2回金融庁から「無登録で仮想通取引交換行を行う者」として警告されています。
よっぽどやりたい事がない限り、金融庁の許可を得た日本の取引所を使うほうが安心です。
私も、最悪なくなっても困らないような少額でちょびちょび試してみています。
金融庁の許可を得ている、日本の取引所を比較した記事はこちら↓↓
バイナンスで口座開設する方法
①メールアドレス
②スマホ
③身分証明書(マイナカード、免許証やパスポート)
上記さえあれば、カンタンに口座をつくることができます。
1.公式サイトから登録
・ https://www.binance.com/ja にアクセスし「登録」ボタンをタップ
※画面を似せたフィッシングサイトもあるので注意(検索するよりURL直打ちのがいい)
・居住国とメールアドレス、パスワードを入力
・ジグソーパズルのようなピースを枠にはめる「セキュリティ認証」を行う
・登録したメールアドレスあてにメールが届く。6ケタの「認証コード」をコピーして入力すれば、承認完了
→ バイナンスからのメールは英語表記。Google翻訳を使うといい
アカウント(人間マーク)→ セキュリティ → 「二段階認証(2FA)の有効化」をタップ。
2段階認証は、Googleの認証システム「Google Authenticator」を使うとカンタンです。
スマホにアプリをインストールして、QRコードを読み取れば設定できます。
2.2種類の認証(本人確認)を行う
バイナンスで仮想通貨を取引するには、2種類の登録が必要です(ベーシック認証とインターミディエイト認証)。
今は、取引するのにみんな本人確認(インターミディエイト認証)が必要になった。
金融庁が許可してない海外の取引所に身分証明書の画像送るって怖かったな(ご利用は自己責任で)。
・その場で撮影が必要。用意した画像では認証できない
・マイナンバーカードは両面/パスポートは顔写真のあるページ/免許証は表面を撮影する
スマホのブラウザ版でやろうとしたらインカメラが起動して撮りにくかったので、ここからはバイナンスのアプリでやりました。
撮影の流れ
②マイナンバーカードの裏面を撮影
③自撮り
④もう一度自撮り(ガイドにそって顔を動かす)
でも、すぐに認証完了のメールがきて本人確認済になりました。
世界中の人が口座開設してる(本人認証してるので時間がかかる)のと、バイナンスは口座開設できる人数に制限をかけることがあるそうなので、バイナンスでやりたいことがある人は、ササッと本人確認までしておいたほうがよさそうです。
バイナンスで仮想通貨CAKEを購入する方法
バイナンスには、日本円を入金することができません。
※BTCなど一部のコインは、VisaかMastercardのクレジットカードやデビットカードで直接購入できるけど手数料が高く、CAKEは購入できない
そのため、持っている仮想通貨とほしい仮想通貨を交換することにしました(今回は、ETHをCAKEに)。
1.日本の取引所で仮想通貨を購入
今回は、ビットフライヤー(bitFlyer)のアプリでETHを購入しました。
ビットフライヤーは、スマホがあれば最短で当日中に口座開設→ 100円から取引ができ、住信SBIネット銀行のネットバンキングで入金すれば、入金手数料が無料なのでオススメです。
※上記のリンクからアプリをダウンロードして、本人確認手続きを完了 → 口座開設&1万円以上の仮想通貨購入で、1000円相当のビットコインがもらえる(3月14日までにやると、さらに500円相当のビットコイン上乗せ)
※BTCだと送金スピードが遅い
※ほかの取引所や仮想通貨でも入出金の流れはほとんど変わらない
・ホーム画面の販売所から「イーサ」を選択し、「買う」をタップ
・交換したい日本円または、何ETHほしいかを入力し、「買い注文に進む」 →「買い注文を確定」をタップで購入完了
2.バイナンスに仮想通貨を送金
・バイナンスの管理画面から「ウォレット」→「フィアットと現物(入金と出金)」を選択
・入金したい通貨を探して「…」→「入金」をタップ
・通貨「ETH Ethereum」になっていることを確認し、ネットワークを「ETH Ethereum(ERC-20)」に設定
※ネットワークの設定は超重要! 間違ってないか何回も確認して
・ビットフライヤーの「入出金」→ イーサを選択し「出金」→「外部イーサアドレス」を追加
・ラベルに「BINCANCE」と入力(任意でOK)、イーサアドレスに先ほどコピーした入金アドレス(英数字)をペースト
・ビットフライヤーの「入出金」→「入出金履歴」を見て、送付できているか確認
・バイナンスの「ウォレット」→「取引履歴」を見て、入金できているか確認
3.バイナンスでCAKEを購入する
・バイナンスのアプリを開き「トレード」→「コンバート」を選択
バイナンスのトレード方法には、「コンバート」のほかに「クラシック」と「アドバンス」があります。
クラシックやアドバンスでは、チャートで価格変動を確認しながら購入できるのですが、今回は初めてだったので画面や操作が最も簡素なコンバートでやりました。
※バイナンスの取引は、すべて取引所形式で行われ、スプレッド(買値と売値の差のこと。バイナンスに払う手数料のようなもの)は狭い
・振替元を「ETH」に設定し、振替先を「CAKE」に設定
振替元には、振替可能な(バイナンスに入れてある)振替元の仮想通貨の数値が表示されます。
すべて交換すると、どれくらいの振替先仮想通貨が手に入るかは「コンバージョンプレビュー」で確認できます(5秒でレートが切り替わる)。
今後、CAKEを使って、PancakePayで実際のケーキを買ったら記事にしますね。
※次回のプロジェクトは、CAKEでクリスマスケーキが買えるらしい。オラわくわくすっぞ!
【参考リンク】PancakePay|公式サイト
PancakePay開発者さんのTwitter(@kamejir0u)
しばらくパンケーキを買うことがなさそうなので、バイナンスで購入したCAKEをステーキングしてみました。レンディング(貸す)とは違う、ステーキングとは? やり方を画像つきでまとめています↓↓
Can You Survive?
※記事で紹介したサービスや商品を購入すると、売上の一部がサバイブに還元されることがあります。
ビットコイン(以下、BTC)やETHよりマイナーな仮想通貨、CAKEが必要になったのか? 先にお話します。