こんにちは。
プロパンガスの料金を年間約5万円下げた男、ヤス石田です。
電気代、ガス代、水道代…… 毎月の光熱費の高さに頭を悩ませている方って多いのではないでしょうか? なかでも冬場のガス代は高くなりがち……。プロパンガスの場合、G子さんのように月に2万円を超えることもめずらしくありません。
というわけで、今回はプロパンガスが高い理由からガス代を下げる方法までを順序立ててご説明したいと思います。
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目次
都市ガスとプロパンガスの違い
そもそも都市ガスとプロパンガスは原料が違います。
都市ガスは空気より軽いので天井付近に、プロパンガスは空気より重いので床付近にガスが溜まるという特性があります。
全国的な普及率はほぼ同じくらいですが、大きな違いは各家庭へのガスの供給方法です。都市ガスの場合、街の地下に張り巡らされたガス導管を経由してガスを送るのに対し、プロパンガスはガスボンベを家屋に設置してガスを送ります。
都市ガスのメリット・デメリット
一般的にプロパンガスよりも好まれる都市ガスですが、もちろんメリットもあればデメリットもあります。
都市ガスのメリット
1. 圧倒的に料金が安い
都市ガスの最大のメリットは、ガス代の安さにあります。
都市ガスは地中のガス導管を通じて一気に各世帯にガスを供給できるため、余計な人件費がかかりません。また、各業者が自由に価格を設定できるプロパンガスと違い、都市ガスは「公共料金」のため、急に値上がりすることもありません。
2. 屋外にガス設備の場所を取らない
都市ガスは屋外にガスボンベを置く必要がありません。
3. 安全性にすぐれている
都市ガスには地震などの大規模な災害が発生しても、速やかにガスの供給をストップする安全対策が整っています。
都市ガスのデメリット
1. 専用の器具を用意しなければならない
プロパンガスと異なり、都市ガスの成分は供給業者によって異なります。そのため引越しの際に専用のガス器具を新調しなければならないこともあります。
2. 初期費用が高い
住宅に都市ガスを導入するには大掛かりな工事が必要となるため、立地条件によっては高額なコストがかかる恐れがあります。
3. 災害時の復旧に時間がかかる
システムが単純なプロパンガスの場合、比較的短期間でガスを使えるようになります。その反面、都市ガスはすべての復旧作業が完了するまでにかなりの時間を要する可能性があります。
プロパンガスのメリット・デメリット
次に、プロパンガスを見ていきましょう。
プロパンガスのメリット
1. 災害時の復旧が早い
各家庭のガス管にボンベをセッティングしているプロパンガスは、簡単なメンテナンスですぐに復旧できます。
2. 汎用性が高い
プロパンガスの成分は全国共通であり、一台のガス器具をずっと使い続けることが可能です。
プロパンガスのデメリット
1. 利用料金が高い
プロパンガス最大のデメリットと言っても過言ではないのが料金の高さです。プロパンガスと都市ガスの料金を比較すると圧倒的にプロパンガスのほうが高いです。
2. 空気より重いので滞留しやすい
空気より軽い都市ガスの場合、万一ガスが漏れても換気扇から自然と放出されていくのでそこまで心配する必要はありません。しかしプロパンガスは空気より重いため、室内の床付近に溜まってしまい、ガスが漏れていることに気付かずに火を点けてしまうと取り返しのつかない大火事の原因になります。
3. ボンベを設置する場所が必要になる
ガスを供給するためには住居のどこかに大型のプロパンガスボンベを設置する必要があります。
都市ガスとプロパンガスの料金比較
両者のガス代がどれくらい違うのか比較してみました。
プロパンガス料金の全国平均
プロパンガスの料金の全国平均は、基本料金2000円前後、従量単価500円前後です。
たとえば1か月間で20m3のガスを使用した場合、ガス代は、
{(2000円 + 500円)× 20m3} × 1.08(消費税)= 1万2960円
という計算になります。
都市ガス料金の全国平均
都市ガスの料金の全国平均は、基本料金900円前後、従量単価300円前後です。
同条件で計算すると、
{(900円 + 300円)× 20m3} × 1.08(消費税) = 7452円
になります。
このように全国平均で見ても両者の間には実に1.7倍もの価格差が生じています。
なんでプロパンガスって高いの?
では次にプロパンガスが高い理由を見ていきましょう。
1. 人件費が加算される
都市ガスの保守作業はガス供給元を点検するだけですが、プロパンガスの場合は各家庭に出向いてボンベを運んだり点検したりしなければなりません。この人件費がガス代に加算され都市ガスよりも料金が高くなるのです。
2. プロパンガスの価格はガス会社が自由に設定できる
都市ガスは地域にひとつの会社しか存在しないので競争が起きません。そのため公共料金として価格が固定され、めったに変動することはありません。
一方プロパンガスは各会社が価格を自由に設定できるので、原油価格の高騰や為替の影響などを理由に頻繁に価格が変動します。
3. 設備費用が上乗せされている
ガスを供給するための設備費用はプロパンガス業者が負担するケースが多いのですが、実は無料で設置しているように見せかけて毎月の請求に少しずつ上乗せしていることがあります。
設置費用はあくまでも無料となっているため費用が回収できた後も安くなることはなく、ひたすら払い続けていくことになります。
4. 不当な請求に対して消費者が文句を言わない
多くの方がプロパンガスは公共料金だと勘違いして不当な料金を支払っていることに疑問を感じていません。
また今のガス代が高いと感じていても、調べるのが面倒で結局そのまま払い続けている方がほとんどです。
プロパンガスへの興味と情報がなさすぎるため業者から食い物にされてしまっているのです。
プロパンガスは自由に業者を選べる
仮に現在、
基本料金:1800円
従量単価:550円(1m3あたり)
という料金体系だとします。これがプロパンガス業者を換えることで、
基本料金:1500円
従量単価:350円(1m3あたり)
となったとします。
この場合の料金を4人家族のプロパンガス月間平均使用量約11m3で計算すると……
月間で2500円、年間で3万円、そして10年間でなんと30万円も変わります。
ガス業者選びの注意点
ここまで差が出るのならすぐにでもガス会社を変更したいと思うかもしれませんが、プロパンガスの切り替えには以下のようなトラブルが発生することがあるので注意が必要です。
貸付契約に関わるトラブル
先ほどご説明したように、プロパンガス業界の慣習としてプロパンガス設備の設置を無料で行い、その費用を月々の支払いに上乗せするというものがあります。そのため「○○年契約」と契約の期間を定めている場合があります。
この場合、業者を変更する際に設置費用の残金や違約金等を払わなければいけないことがあり、こうした契約を貸付契約と呼びます。契約時の書類にもう一度目を通すか、ガス会社に確認してみましょう。
ガス配管の所有権に関わるトラブル
切り替えの際のトラブルとしてガス配管の所有権争いがあります。
プロパンガスを設置するときのガスの配管はガス会社が無償で行ってくれることが多いのですが、ガス会社を変えようとすると「ガス配管は当社のもの。契約するなら買い取ってもらいます」と高額な金額を請求してくることがあります。
こうしたガス会社の対応に対して公正取引委員会は「独占禁止法に当たる場合がある」として、裁判でもガス会社の配管所有権は認められていません。ですのでガス配管の所有権は家主のものとなり支払う必要はありません。
プロパンガス会社の言うことが正しいとは限らない
ガス会社は契約を続けるのに必死ですので、解約の意思を伝えると金銭を要求してくることがあります。
契約時に交わした内容は原則守らなければいけませんが、契約内容の説明が不足していた場合はその限りではありません。
最安値に騙されないで!
プロパンガス会社を料金だけで決めてしまうのも大変危険です。というのもガス会社は契約したあとの単価も自由に決めることができるからです。
訪問販売に多いのですが、契約時は非常に安い料金を提示しておきながら原料費の高騰などを理由に徐々に金額をつり上げていくケースがあります。
ガス代を下げるお手伝いをしてくれる会社
大事なのは自分でしっかりと契約内容を確認して交渉することですが、料金形態が不透明だと自分だけで進めるのにも限界があると思います。
またガスに詳しくないことをいいことに、言いくるめられてしまう可能性も非常に高いです。そんなときはこんなサービスを活用してみるといいですよ。
エネピ
エネピは、ほぼ全国対応でプロパンガス料金を下げるお手伝いをしてくれる会社です。
全国2万社以上あるガス会社の中から「会社の信頼性」、「適正なガス料金価格」、「保安体制を含めたサービス内容」といった3つの基準で厳選し、加盟企業を紹介してくれます。
多くのガス比較会社は、その企業おすすめの1社を紹介するケースが多いのですが、エネピは特定のガス会社に偏らず、中立な立場で複数の選択肢を提示してくれます。※エリアによっては例外あり
利用中のガス会社の解約などもエネピと新ガス会社が代行してくれるため、手間なくガス代を下げることができます。
それでは、エネピのサービスがどのような流れで進んでいくのか見ていきましょう。
①まずは、リンク先のページの「無料一括見積もり依頼はこちら」をクリックします。
②赤字で「必須」とされている箇所を入力していきます。
・ガスを見直したい物件の種類(現住居 or 新規住居)の選択
・住所
・住居の種類(戸建て or 店舗)
・契約中のガス会社
・最近のガス使用量と料金
・氏名
・電話番号
・メールアドレス
③認証コードの入力
エネピでは、SMS(ショートメッセージ)認証システムを導入しているため、電話番号は携帯番号を入力するとスムーズです。※地域によってはエリア外などの理由で認証コードへ進まず、そのままお見積もり依頼が完了となる場合があります。
SMSで送られてきた4桁の番号を入力します。
固定電話の場合、「音声確認する」をクリックすると、入力した番号に電話がかかってきて、自動音声によって認証コードが確認できます。
④ガス会社の選択
対応可能なガス会社がヒットした場合、この画面上で、
・年間節約費用
・違約金の有無
・セット割の有無
・ガス会社のおすすめポイント
の確認ができます。
詳しい話を聞きたいガス会社にチェックを入れ、「チェックを入れた会社からの連絡を希望する」をクリックします。
また、この画面でチャットサービスを利用することができます。チャット対応時間内に出現する右下の相談窓口のアイコンをクリックすると、気軽に質問ができます。※10 – 19時(休日祝日問わず)
⑤ガス会社から連絡
チェックを入れたガス会社から連絡が入り、プランやその後の流れなどの説明があります。
⑥現場確認と契約
ガス会社が来て、実際に切り替えが可能かどうかの確認をし、問題なければ契約となります。
⑦工事
約1週間後、切替工事、ボンベメーターを新しい設備に入れ替えて終了です。古い設備は新しいガス会社が処分してくれます。
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まとめ
たとえばスーパーで普通のトマトが1つ1000円で売っていたら、この値段おかしいと思いますよね? それはトマトの相場を知っているからです。
しかし、これがプロパンガスになると不審に感じる人はほとんどいません。不審に感じたとしてもガス代なんだから仕方がないとあきらめてしまうのです。
プロパンガスは公共料金ではありません。ほんの少しの行動を起こすか起こさないか、そしてほんの少しの興味と情報を得るだけで不当な搾取から逃れることができるのです。
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↓↓集合住宅のガス代でお悩みの人はこちらを。年間5万円のガス代を下げることに成功した話。↓↓
それでは、Can you survive?
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